多職種で運営「見える事例検討会」に新見公立短大よりご参加いただきました!

日野町地域包括支援センターが事務局をする、多職種で運営「見える事例検討会」。月1回の実施で会場を、特養あいご又は日野病院で、18:00~19:30の仕事が終わってからの時間、皆が集まって実施しています。

今回は新見公立短大より、地域連携を勉強させてくださいと依頼を受け、教員2名、学生1名にご参加いただきました。

見え検は、メモなど不要・誰でも参加ができ、資料の代わりにホワイトボードに書かれた事例検討ツール「見え検マップ」に注目し議論をします。事例提供者や関係者が”解決のための新しい視点”に気づく事ができます。

この日は、鳥取大学医学部の医師、日野病院からは医師・看護師・MSW・訪問リハ・居宅ケアマネ、西部広域消防、日野町健康福祉課、地域包括支援センター、日翔会からは訪問介護・看護師・介護福祉士・ケアマネ・相談員など総勢31名の参加でした。

この日のタイトルは

「視力障害と認知症により、社会とかかわりが持てず生き甲斐がもてない症例」です。

専門職の壁を無くし、でた意見を否定しないのがルールです

参加者からの質問や意見などを見え検マップに書き入れていきます。

どんどん意見が出てきます。

いろんな意見を一度整理し、次は誰がどうかかわっていくか

具体的なアクションプランを作成します。

誰もが臆することなく発言できる雰囲気

だからこそ、連携できるのだと事務局はいつも話しています。

今回初めて参加され、「多職種が楽しく前向きにフラットに話せる検討会で多くの事を学んだ」「学生も、完璧な一人の支援者がいるのではなく、疑問や気がかりを交換し合う中で何かが見えてくる。そういった専門職の姿勢に気づいてくれた」とコメントを寄せていただきました。

事例提供者は「養成校の先生の提案でまた新たな展開ができて良かった。次もぜひ参加して頂きたいし、私たちも学びたい」と話していました。

参加した私も、元気になれる見え検でした。

来月は「退院支援」です。退院に向け、もっと具体的な事例検討になります。

その様子はまたお伝えしますね。